2007年05月19日

笑いで健康に

優しい笑顔を見ると、ホッと安心をしたり、何だか嬉しい気持ちになったりします。

以下引用あるいは、赤ちゃんが楽しそうにと笑っているところを見ると、何だか自分まで楽しくなってくることもあります。
そんなふうに、"笑顔"に接することによって癒される私たちですが、実は笑っている本人にも、さまざまな効果があるのをご存知ですか。

もともと"笑いは健康に良い"といわれていますが、それを実践して証明したのがアメリカの著名なジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏でした。
彼は50歳の時に「膠原病(こうげんびょう)」を発症。
体中に痛みが走る症状で苦しむ中、専門医から"回復の見込みは500に1"という厳しい宣告をされた氏は"笑い"で治療することを決意し、ビタミンC投与などとともに、コメディー映画やユーモア本で笑うことで、本当に病気を克服してしまったのです。
これが世界的に話題となり、その後いろいろな"笑い"の研究が行われ、その心身に与える影響が医学的に解明されました。

笑いで免疫力をアップ

私たちが笑うと、まず脳が刺激され、そこから神経へ伝わり免疫機能活性ホルモンの"神経ペプチド"が分泌されます。
また、これと結びついて"NK(ナチュラルキラー)細胞"も活性化。
このNK細胞とは白血球の一種類であるリンパ球で、ガン細胞や細菌に感染した細胞を死滅させるという力があります。
つまり、笑うと免疫力が高まり、ガンなども含むさまざまな病気に対して強い身体ができるのです。

ほかにも、刺激を受けた脳からはベータエンドルフィン、エンケファリンなどのホルモンが多量に分泌されます。
これらには鎮静作用や快感作用があり、実際にリウマチ患者に落語を聞かせて実験したところ"1時間笑っただけで痛みが和らいだ"という結果が報告されました。
さらには笑うことで血液の循環が良くなり、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞の予防にもなるといわれています。

美しい肌をつくる笑い

顔には普段あまり使われない筋肉がたくさんありますが、それらが衰えると肌がたるんだり、シワができたりします。
この筋肉を効率良く使い、張りのある肌をつくるのが笑う動作。
ですから"笑いシワが増えそうだから…"と笑うのを遠慮していると、かえってシワが増える結果になります。

また、笑いには自律神経を活性化させる作用も。
特に、安らぎや安心感を与える副交感神経の働きを良くするので、リラックス効果は大。
思いっきり笑った後に何だか気持ちが軽くなるのも、そういう理由があったからなのです。

さらに、笑う時には腹筋もなどを使い、ほどよい運動に。
3分半の笑いは約11カロリーを消費するといわれており、血中の酸素濃度が増加し、内臓の働きも活発になります。
運動不足を感じたら、まずは積極的に笑うようにしてみるのも手です。

泣きたい時には、思いっきり涙を流そう

それでは、作り笑いでも同じ効果があるのでしょうか。
答えは"イエス"。
実験では作り笑いの場合でも免疫力が高まるという結果が報告され、その理由は顔の筋肉が動くことで作られる神経伝達物質が、脳に伝わるからではないかと考えられています。

しかし、いくら笑うことが健康に良いとわかっていても、どうしても笑うことができない時だってあります。
たとえば、悲しい映画を見た時や、誰かと別れなければならない時などは、やっぱり泣きたくなるのが自然というもの。
そんな時には無理して笑おうとせず、思いっきり泣くのがマルです。
実は、涙にはさまざまなストレス物質が含まれていて、泣くことは、これら過剰になったストレス物質を排出し、自律神経をコントロールするという役目を果たしているのです。

時には大笑いしたり、また時には思いっきり泣いたりと、いつでも何かに感動できる豊かな感性・感情を持ち続けることが、美しく健康でいる秘訣なのかもしれません。



posted by 柴田 at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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